1. HOME
  2. ブログ
  3. 【終了しました】12/10 オーガニックナーレ!(大阪ぐりぐりマルシェ オーガニック拡大版)@大阪・難波神社 開催報告

【終了しました】12/10 オーガニックナーレ!(大阪ぐりぐりマルシェ オーガニック拡大版)@大阪・難波神社 開催報告

12月8日は「有機農業の日」であることにあわせ、2日後の12月10日(土)、当社ノコノコが運営する大阪ぐりぐりマルシェは、通常より多く有機農家さんに出店いただいたり、有機農業をテーマにしたトークなどを行おうということで、「オーガニックナーレ!」というタイトルでマルシェを開催しました。

会場には、今が旬の関西各地から来ていただいたおいしそうな有機農産物が溢れ、また一手間ふた手間加えた、生麹および麹加工品、自然栽培大豆の豆腐やおから、豆乳、厚揚げ、米粉や、米粉加工品(スイーツ、パン、麺など)、お味噌や蜂蜜、ドライフルーツ、瓶詰め商品、パウダー類やお茶類など、さまざまな魅力的な商品が並び、それぞれの作り手の自慢の一品を来場者さんがたくさん買い求める姿が見られました。

また神社境内で休憩ブースもあるため、オーガニックなお弁当や、いろいろな生産者さんの野菜をつかった温かいスープやオーガニックコーヒーなど、ゆっくりマルシェを楽しむ方々も。

その一角で、朝ヨガや、コンポストづくりのワークショップ&相談会、そして、当バリューチェーン事業の説明ブースを設け、有機農業についてや有機JAS制度と有機農産物についても、丹波市立農(みのり)の学校のお野菜や、丹波篠山の(株)やがてさんの有機黒豆茶や有機ローズ(乾燥)、また京都ベジラボさんの有機干し芋などを販売しながら、説明をはかりました。

また、今回の企画としては、いつも常連で出店している有機農家さん含め、出店農家の方がたに、「有機農業をはじめたきっかけ」「有機農業をてがけてよかったことは?」「アピールポイントをおしえてください」と書かれた質問に対する答えを書いてもらい、自分のブースに掲げてもらい、そこから会話が生まれたり、来場者さんへの理解が進む工夫も行いました。

また
1「うつわのはたけの良い関係」(セレクトショップ勤務 岡さん&羽間農園 羽間えりなさん)と題した、自然栽培農業を長年されている羽間農園ご自身の素材をふんだんにつかった米粉スイーツや豆やしいたけのお惣菜を、おなじく土と対峙し、日々土と向き合う全国各地の陶芸家との器とあわせ、大量生産/工業化された器や農産物にはない、あたたかみがあり、ストーリーのある空間と心の豊かさが感じられるワークショップができました。

2 続いて、「オーガニック」にまつわる有機農産物や有機JAS認証の説明を、有機JAS検査員の山崎友男さんと、当事業メンバーである山田雅巳さんや小山ファームさんにお話いただきましたが、内容としてはとてもわかりやすいお話をいただくことができ、好評でした。(山崎さんはオンラインでの登壇)
内容については、  当事業ツナグリYOUTUBEページにアップしましたのでご視聴ください。
https://www.youtube.com/watch?v=__KczB8ScHA&t=2s

3 また最後に、「私たちのオーガニックチャレンジ」というタイトルで、(一社)京都オーガニックアクション(KOA)代表鈴木健太郎さんと、(合)オーガニックハーブセンター山本さん、そして今回ぐりぐりマルシェ初出店でもあった、丹波篠山市の新規就農農家ONEBEANS村上さんにお話いただきました。京都オーガニックアクションの取り組みは、事例集でも取り上げていますが、オーガニック&LOCALを掲げ、京都府内において、多くの有機農家と多くのオーガニック系八百屋や販売会社(店)を束ね、独自のKOAトラック便を週に4便も走らせ、有機農家と八百屋とひいては食べる人すべてがwin-winな循環を作り出している事例をお話いただきました。
https://organic.tsunagri.net/archives/special/kyotoorganicaction2022

また有機JASハーブ農園から独立したばかりのオーガニックハーブセンター山本さんは、植物療法士であり、化粧品製造許可資格をもつ加工者として、これまたオーガニック&ローカルな植物療法を掲げ、有機生産者とのコラボやOEM委託により、ハーブ加工品の商品開発ができる専門家としての思いや展望を教えてくれました。 また、ONEBEANS村上さんも、さまざまな人との出会いのなかで、移住先である丹波篠山の地を盛り上げ、生産者として、また麹づくりその他の加工者や販売者として、できるだけオーガニックな農業スタイルをすすめていきたい旨をおしえてくれました。

それぞれの地でオーガニック&ローカルな取り組みが見られるようになっていますが、当バリューチェーン事業としても、よりそういったオーガニックチャレンジがより飛躍できるお手伝いができればと思いますし、なによりマルシェの場を通して、食べる人と作る人がより密接に、深く、豊かにつながる場づくりを重ねていければと思っています。

好評だったため?、また来年2月も引き続きで、オーガニックナーレ!と題して、次回は高知や東京からも出店者さんがくるとかこないとか!
トークもまた引き続きシリーズ的にもしていきたいとおもいます。乞うご期待!