Case Studies
取組事例集
(株)ハニーマザー/ 田田田堂
【基本情報】
(株)ハニーマザー
神戸市東灘区御影中町4-8-8
Tel 078-224-5439
営業時間 : 11:00 ~ 18:00 定休:水曜
https://honeymother.jp
https://tatatado.jp
【経緯】
1998年、人の健康と地球環境との共存をテーマに、
2代目西田智祐氏により、
2020年、お店がリニューアル。
2022年、有機の米粉を主体としたお米ブランド、「田田田堂(
【有機山田錦米粉のストーリー】
有機山田錦米粉が生まれるきっかけは、
この品種は、
日本酒離れやコロナ禍など厳しい状況の中でも、
その楽しみ方が今よりもっと広がれば、
しかし、山田錦は本来はお酒になるために活用されていくもの。しかし、規格外品として扱われていた、お酒にならないほんの少しだけ小さい「中米(ちゅうまい)」なら、生産者より手に入れることもしやすいし、そこに付加価値をプラスして、十分に魅力を発揮できる。そんなことを考え、より生産者さんとの出会いを広げ始めました。
【有機山田錦生産者 藤岡農場さんとのタッグ】
北播磨地域に位置する多可町も山田錦の産地ですが、有機山田錦を育て出荷する生産者さんグループもあり、そこで多可町の若きHOPEである藤岡農場さんに出会い、ハニーマザーの考えにとても共鳴をいただき、2021年よりタッグを組み、農作業にも参加するなど、交流を重ねています。
新規需要米制度活用も絡めた契約的な栽培、そこには酒用としては規格外として扱われるすこし小粒(中米)のお米でも、新規需要米制度では対象内になるなど、生産者も当社ハニーマザーもメリットのある取引ができ、年間を通しての米量を確保できる目処もつき、それが米粉となり、お菓子となりといった事業展開もより可能となりました。
そのようななか、藤岡農場さんなどの有機米を、有機認証のある加工(製粉)事業者に、製粉をお願いし、「有機米粉」としての価値とこだわりをもって、製菓を行うことをスタンダードに。
またハニーマザーさん自身も有機加工食品の小分け事業者の認証も取得。物販としても、店頭やネットショップ、マルシェ等にて、1キロや400g入りの袋を販売できるようにもされています。
農の現場でがんばる人と、お客様の距離を近づけること。
お米には、つくり手の思いはもちろん、
お米を巡って生まれる、「三方よし」
それがハニーマザー、そして「田田田堂」
この4月より、田田田堂のフラッグシップショップもオープンされます!
お米の可能性をどこまでも追求し、豊かな自然環境を次代に引き継がれるため、次々と着実に未来を切り開いていくハニーマザー(田田田堂)さんにこれからも目が離せません。お店へもぜひご訪問ください。
兵庫県神戸市東灘区御影郡家1-23-12 (ハニーマザー本店からも西に徒歩10分)